05.16
ドラゴン桜の名演説で学ぶ扇動マーケティング基本技
こんにちは。へるるです。
今回は
特別ゲストとのコラボセミナーを
開催させていただくことになりました。
いや〜、凄い大物を
呼んでしまった・・・
もうこんな機会
ないかも知れないです
この方です!
↓↓↓
阿部寛先生!!
パチパチパチパチ
セミナー参加費は無料!
動画も何回でも視聴できます
それでは早速
阿部寛さんにご講演
いただきましょう!
・・・・・・
・・・・・・
いや、カッコよすぎでしょ
阿部寛!笑
15年前くらいだよな
今と全然雰囲気変わってない
やん・・・
ちなみにこれが
放送された時
私は高校1,2年くらい。
まじでタイムリーでした。
東大は目指しませんでしたが、、
さて
阿部寛先生にお話しいただいた
ところで、私の方からは
「講評」をしていきます。
一言で言うと・・・
扇動術のプロやがな!!
先生、完全にやってますね笑
てなわけで、私の方からは
演説で使われた
「扇動のテクニック」
について
解説していきます。
扇動テクニック①:興味を引く
俺の話は最後まで聞け!
ぶち殺されるぞお前ら!!
中身ばっかりに気を取られていると
ついうっかり
見落としがちなのですが・・・
先生、最初に大声で
怒鳴りましたよね?
実はこれ、めちゃくちゃ大事です。
選挙カーとか街宣車とか
何であんなにうるさいかというと
存在に気付いてもらうため
これをやらずに自分でブツブツ
言ってても聞く耳持たれないんです。
まずは自分を注目させる
基本が大事だということが
分かります。
扇動テクニック②:問題を定義する
いいか?負けるってのは
「騙される」って意味だ。
お前らこのままだと一生負け続けるぞ!
先生、ここでは
「問題の定義」をしています。
「あなたはこんな問題を抱えていますよ」
っていうのをズバッと明確にしていますね
これでより「なんだよそれ」って感じに
興味が惹かれていきます。
扇動テクニック③:仮想敵を作る
ルールは頭のいい奴に
都合のいいように作られているばかは損して負け続ける
これが今の世の中の仕組みだ
何も知らないのをいいことに
自分の都合のいいように
こっそりと搾取してる奴らがいる
と今の社会を動かす人を「敵」として
定義してますね。
特に効果的なのは
「純粋無垢な子供に襲いかかる
悪逆非道な敵」
という構図です。
大人たちはまやかしの
「無限の未来の可能性」
を教え込んではいるが、
あいにく社会はそんな仕組みには
なっていない。だまそうとしてるんだ
というメッセージを訴え
「自分たちvsずる賢い大人」
という対立構造を作っていますね
こうすることで
「そんな奴ら許せない
一致団結して立ち向かおう」
と動かす事ができます。
扇動テクニック④:シンプルに伝える
手っ取り早い方法を教えてやる
東大に行け!
選択肢を「東京大学」1本に絞り
迷いをなくす
=行動しやすくなる
という狙いがありますね。
料理屋とかでも
メニューにあれこれ
書いてたら
「どれ選べばいいんだ・・・」
って迷うのですが
選択肢が1つしかないと
行動に迷いが起きなくなる
人は理解できないメッセージは
聞く耳を持ってくれないので
東京大学を目指す
というシンプルで
センセーショナルな目標には
人を動かす力が宿る。
扇動テクニック⑤:英雄・救済者になる
勉強したいやつは
無条件で入れる
ただし、目標とする大学は
東京大学一本!
初年度5人の現役東大合格を目指すもたもたしてる奴に
チャンスはねえぞ・・・
自分ならば今のお前たちの
問題を解決する事ができる
俺についてこい
って感じに「救済者」を演出します
人は誰しも「救済」されたい
生き物。
ジャンヌ・ダルク
キリスト
ムハンマド
・・・・
とにかく
「悩みを解決してくれる人」には
ついていきたくなるものです。
自分についてくる人は
救われる
自分についてこない人は
騙される人生を送る
っていうメッセージを
訴えかけ
「この人は自分を救ってくれる
この人についていこう」
っていう気持ちを起こさせます。
あのかっこいい
超超ロングシュートも
「救済者」になる上で
めちゃ効果的な演出、
になっています。
にしてもカッコ良すぎる・・・
扇動テクニック⑥:彼らと我らを明確にする
お前、東大嫌いか?俺もだ
東大みたいなブランド
ありがたがってる連中見ると
反吐が出る
人って何かのコミュニティーに
所属したい、という思いが
とても強い生き物です
帰属意識を使えるとめちゃくちゃ強い
自分たちのコミュニティーを定義したんですね
先生は、
俺たちは東大ブランドを
ありがたがる奴は
嫌いなグループだ
と自分たちを「定義」した上で
東大をありがたがる人間
東大出身者に卑屈になる人間
を「敵」としましたね。
これってヒトラーもやっていて
「ドイツはアーリア人の国家だ」
とした上で
「ドイツを不安定にさせる奴ら
がいる。「ユダヤ人」だ」
として、自らの求心力を高め、
ユダヤ人を排斥するように
人々を動かしていったんですね。
同じ目的のコミュニティーを作る
というのは人を動かす上で
とても効果的です。
扇動テクニック⑦:自分の信念を語る
東大行ったってだけで
人生成功したと思ってる奴ら目の前の相手が東大と知った瞬間
卑屈になる奴ら
みんなゲスやろうだ
結局人って辞書的な情報だけでは
動かないんですよね
物事はどうあるべき
何をすべき
あなたはこうするべき
「進むべき方向はこっちだ」
としてあげると
「ああそうなんだ」と
ついていく
歴史的に見ても
ヒトラー
ジョン・ロック
マルクス
・・・・
こういった人たちって
「どの方向に行くべき」っていう主張を
はっきりと指し示してます。
信念のあるところに
「人を動かす力」が宿る。
ポイントは「背景」を
しっかりと語るということ。
別に塾の先生でも
「東大の合格方法を教える」
って先生はたくさんいると思います。
これだけじゃなくて
社会にいいように使われない
損する人生を歩ませない
頭のいい人の言いなりにならない
だから勉強しなきゃいけない
こんな感じに訴えています。
だから深みが出る。
扇動テクニック⑧:繰り返す
もう一度だけいう。
騙されずに生きていきたければ
勉強しろバカとブスこそ東大に行け
最後に「東大に行け」と
繰り返します。
人は多く聞かされたものを
信じるようになる
という性質を利用しています。
そしてそれは
主張が短ければ短いほど
効果が増す。
「お前ら東大に行け」
「騙されたくなかったら勉強しろ」
このメッセージを
何回も繰り返して刷り込むことで
「勉強しなきゃ・・・」
「東大に行かなきゃ・・・」
となっていく。
繰り返すことで人はその
重要性が刷り込まれ、
信じてくれるようになります。
まとめ
今回は阿部寛先生に
お越しいただき
扇動力のある演説を
実演してもらいました。
結局、人を動かす
大衆を扇動するっていうのは
全部ロジックで説明できるんですね。
要は知ってるか知らないか。
世の中の人ってよく
「洗脳=悪」って
思いがちなんですけど
じゃあ阿部寛は悪者なのか
って話なんですよね。
洗脳それ自体には善も悪もない
むしろ洗脳してあげた方が
絶対プラスになってる
これがもし
「今の日本の事を考えたら
東大行った方がいいと思うけど
でも勉強だけが全てじゃないし
東大じゃなくてMARCHでもいいし
要は後悔のない人生が大事だと
思うよ」
みたいなのだと
は?で終わってしまう
誰も動かないし何も変わらない
それよりかは与える情報を絞り
思った方向に動かし
違う世界を見せてあげる
こっちの方がよっぽど良くないか?
って思いますね。
もし自分の信念があり
その方向に進んで欲しいと
思うものがあるのなら
今回の技術を自分の発信にも
取り入れて見てください!
PS
最後に、こちらはへるるの
公式ラインになります。
ライティングやそれに関係する
マインドについて詳しく発信
しています。
是非ご登録よろしくおねがいします!
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